【新刊】 『悪と苦難の問題へのイエスの答え イエスと神義論』 本多峰子

《本多峰子著》

なぜ悪や苦難が存在するのか。
組織神学における「神義論」の行き詰まりを、
聖書のイエスに戻ることによって打開する。

「われわれは、悪の存在の理由を問うよりも、むしろ、神の義の実現に参与することを求められている。そして、神はその力をわれわれに与えているのだと信じ、われわれ自身が、悪や苦難を減らし軽減すべく行動することによって、悪の問題に関する神の答えを実現してゆこうとすることが、イエスの姿勢に倣った、悪の問題への取り組み方であろう。」(本文より)

【目次】
序章
I章 悪の問題と神の義
II 章 神の憐れみ
III 章 罪と赦しの問題
IV 章 応答としての行為
V 章 病の癒し
VI 章 穢れ
VII 章 サタンからの解放
VIII 章 貧しい者への福音
結論

【著者】
学習院大学人文科学研究科博士後期課程修了、文学博士(イギリス文学)。東京大学総合文化研究科博士課程修了、学術博士(地域文化研究、地中海文化専攻)。二松学舎大学教授。著書に『天国と真理――C.S.ルイスの見た実在の世界』、訳書にA.E.マクグラス『総説キリスト教』、G.M.バーグ/D.ラウバー編『だれもが知りたいキリスト教神学Q&A』など。

【A5判・348頁・定価3,960円(本体3,600円+税)】
[キリスト新聞社](ISBN978-4-87395-739-5)

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