【書評】 『「キリストさん」と呼ばれて』 九州キリスト災害支援センター 編

 2016年4月、震度7の揺れを記録した「熊本地震」。地震発生の数日後に、教派を超えた教会関係者で発足した「九州キリスト災害支援センター」で活躍する人たちの現場の声をまとめた。

 震災を経験した生の声に、ある日突然避難生活を強いられることの困難さを思い知らされる。同センターは、緊急支援だけでなく子どもの心の傷のケアまで行い、支援を通してキリストの愛を表すことを目的としている。地域の人々に、教派に関係なく「キリストさん」と呼ばれる彼らの姿こそ、本来のあるべき姿なのかもしれない。

 「被災地の教会は支援を受けながら、地域の支援にも用いられる」との言葉に、教会が担う神の働きを再認識させられる。

【本体1,800円+税】
【いのちのことば社】978-4-264-03890-0

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