【雑誌紹介】『カトリック生活』5月号

特集・宗教教育への提言~子どもたちに何を伝えるか。
清泉女子大学講師の土屋至の『女子中学生と聖書を読む』が考えさせられる。≪生徒たちを「宗教」の授業に引き込むことの苦労は並大抵ではない。ちょっと失敗すると居眠り、私語、内職が横行する。……静かに聞いていたとしても授業内容が心に届かない。これを何とかしなくてはという意識のもと悪戦苦闘を全国の「宗教」担当者と共有してきた≫と。いくつかの授業を紹介した後、≪実はこの授業には元ネタがある。フェミニズム聖書学者モルトマン・ヴェンデル著の『乳と蜜の流れる国』(新教出版社)の「女たちのイエス」という章を参照されたい≫と。
 御受難会司祭の来住英俊が連載『〝キリスト者〟と〝思想〟の交差点』で『キリスト教のリアル』を取り上げて、広範に評価している。

【本体200円+税】
【ドン・ボスコ社】

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