【雑誌紹介】 誰も銃におびえず過ごせる社会を 『信徒の友』8月号

 特集『シャローム――主の平和を運ぶ者』の巻頭『銃社会に生きること』で米カリフォルニア州サクラメントの日系合同メソジスト教会牧師の山田フォー宗枝が《アメリカでは銃所有の権利が憲法に記載されています。……ほとんどの日本人は銃のない社会を平和と考えると思いますが、アメリカ人は自分が銃を所有しているからこそ平和があると考えている人が少なくありません。何かがあったときに家族と自分を守るのは国や警察ではなく、自分自身であるという考えが前提です。それゆえに銃がアメリカ社会からなくなることは想像しにくいのです。私は銃のない社会の実現を望んでいます。しかし現実的に考えたとき、今必要なのは安全に銃を持つための銃規制の強化であることを痛感するのです≫と。

 ≪この6月、合同メソジスト教会の北カリフォルニア北ネバダ教区総会で、銃規制を訴えるオレンジ色のバッジをしている人たちがいました。安全な社会を求めてブースを出し、賛同を呼びかけます。まだまだ教会内での関心が低いとはいえ、このような動きがあることに勇気付けられました。自分と異なる意見の人が多数を占める教会にあって、私が行えることを考えています。教会で前述のテキストを用いた聖書研究を行い、銃規制に対する学びを深め、教会員と共に銃規制の働きかけをしていきたい。誰も銃におびえずに日々を過ごせる社会となるように、教会として祈りたい。そしてすべての人々が普段から負の感情が起きたときにイエスさまを覚えて、一人ひとりの心の内に平和を保っていくことを大切にするよう働きかけていきたいと思います≫と。

【本体586円+税】
【日本キリスト教団出版局】

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