【雑誌紹介】 バーチャル空間で感動を共有? 『カトリック生活』12月号

 特集/「あなたは誰とつながっていますか?――感動を共有し、痛みを共感できる社会を目指して」で、こうちねっと見守り会議会長の山中千枝子が言う。

 ある小学一年生の子は、家族のライングループがあって「ただいま」「お帰り」「今日の帰りは遅くなるから、ご飯、チンして食べて」と会話はラインですると言いました。でもこれは本当の会話ではありません。

 私はネットゲーム中毒で引きこもってしまった子どもたちともかかわっているのですが、どうしてネットゲームにはまり込むのかと聞くと、そこでは自分が主役になれると言います。現実の自分とは違う自分、いじめられたり、命令されたりしていない自分、その中で友だちを見つけ、そこが居場所になってしまっているのです。

 先日、小学生の保護者の方から相談がありました。教師と親と地域が一緒に子どもをサポートするためラインにグループをつくって、そこで何か提案があったとき、みんなが〝いいね〟を押すとやりたくなくても反対はできなくなる。そこで反対したら保護者会や地域の活動で仲間外れになるのではという不安があって、どうしたらいいかわからないというのです。

【本体200円+税】
【ドン・ボスコ社】

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