【書評】 『近代神学の誕生――シュライアマハー『宗教について』を読む』 佐藤優、深井智朗

 「近代神学の扉をひらいたシュライアマハーの主著『宗教について』にこめられた、世界を読み解く鍵と危機突破の洞察を、知の巨人と気鋭の神学者がさぐる。」(帯より)

 『宗教について』をテキストに交わされた対談をまとめた本書。序章では、2人の著者がそれぞれの思い出も織り込みながら、シュライアマハーとその周辺の思想や人物を紹介。続いて、『宗教について』第1~第5講話の内容を順に紹介しながら、著者がそれぞれ抱いた疑問や理解したところが述べられ、密度の高い意見交換がなされる。

 シュライアマハーへの理解を深めたい方はもちろん、その神学を「ちょっと覗いてみたい」「味見してみたい」という方にもお勧めの1冊。

【本体2,000円+税】
【春秋社】978-4393323762

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