【既刊】『すてたもんじゃない -同志社大学チャペル・アワー・メッセージ』 越川弘英

チャペル・アワーで語られた現代を生きるための奨励集
今、キリストの福音を伝える!

メッセージを担当する上で、次の三つの点を意識するように心がけてきました。まずキリスト教的・聖書的であること。第2に学生の置かれている状況や経験を念頭に置くこと。そして第3に現代の社会や現実の問題を反映するものであること、です。私にとって、これら三者は決して別々のものではありません。チャペル・アワーでメッセージを語るということは、ある面から見れば、キリスト教や聖書を通して学生やこの世界の問題の本質をより深く考えてみることであり、別の面から見れば、学生や世界との具体的な出会いを通してキリスト教や聖書を新たに捉え直していくことです。実際のところ、大学におけるいろいろな学生との出会いは、私自身のキリスト教理解にいくつもの新しい光を当ててくれました。(本書「あとがき」より)

【目次より】
殺してはならない/人は何によって生きるか/あなたが遠くまで歩きたいならば/「だめだこりゃ」と「これでいいのだ」/God Bye in Peace/ドリカムの世界/「もしそれでもだめなら」/ヘイトスピーチと隣人愛/すてたもんじゃない/愛によって互いに仕えなさい/道はひとつではない/平和と安全への道、ただし戦争経由

【著者】
越川弘英(こしかわ・ひろひで)=1958年、東京に生まれる。同志社大学神学部、シカゴ神学校卒業。日本基督教団巣鴨ときわ教会牧師を経て、現在、同志社大学キリスト教文化センター教員。季刊『Ministry(ミニストリー)』編集主幹。

【著書】
『今、礼拝を考える─ドラマ・リタジー・共同体』、『十字架への道、復活からの道 ─レントとイースターのメッセージ』、『キリストの生まれるところ─アドヴェントとクリスマスのメッセージ』、『聖霊降臨と神の民─ペンテコステと行事暦のメッセージ』、『(編)聖霊の降臨 ─使徒の働き、初期教会の歩み』、『(編)「健康な教会」をめざして
─その診断と処方』、『礼拝探訪─神の民のわざ』、『旧約聖書の学び』<日本図書館協会選定図書>(以上、キリスト新聞社)他

【訳書】
ポール・バスデン『現代の礼拝スタイル─その多様性と選択を考える』(共訳、キリスト新聞社)他

【四六判・216頁 定価1,870円(本体1,700円+税)】
【キリスト新聞社】9784873956855

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