【既刊】『全キリスト教、最後の宗教改革者 カール・バルト』 豊田忠義

私たちは、バルトをほんとうに理解しているのだろうか?
神<学者>としてのバルト像だけでなく、<思想家>としてのバルト像も解明!

バルトの信仰・神学をトータルに理解するために

●本文より
 本書を出版する目的は、「すべての大学社会の神学、何らかの抽象を以て始められ何らかの空論に終わるところの神学」、それに類する神学群、すなわちリアリティなき神学に依拠した神学者や牧師や文芸評論家やメディア的有名人によるバルトに関する様々な論述において根本的なところで曲解され続けている、バルトのその信仰・その神学の認識方法および概念構成を、単純に根本的にそしてトータルに解明する点にある。

●著者略歴
1947年、名古屋市に生まれる
日本基督教団名古屋教会員
青山学院大学文学部神学科卒業
名古屋市立大学大学院人間文化研究科博士前期課程(人間文化専攻)修了

●目次
第一章 バルトのほんとうの読み方・ほんとうの分かり方
 Ⅰ バルト対――エーバハルト・ユンゲル、大木英夫、佐藤優
 Ⅱ バルト対――滝沢克己、八木誠一
 Ⅲ バルト対――富岡幸一郎
 Ⅳ バルトの根本的なヘーゲル哲学批判
第二章 バルト神学の根本構造
第一節 全キリスト教、最後の宗教改革者カール・バルト
 Ⅰ 宗教改革書としての『ルートヴィッヒ・フォイエルバッハ』および『福音と律法』
 Ⅱ バルト対――ベルトールト・クラッパートとパネンベルク、寺園喜基と北森嘉蔵
 Ⅲ バルト対――吉永正義
 Ⅳ バルト対――倉松功
 Ⅴ 吉本隆明の親鸞論をめぐって
第二節 バルトの「超自然な神学」に基づく根本的な自然神学的聖霊論批判
 Ⅰ バルト対――ルドルフ・ボーレンとエンゲマンと佐藤司郎・小泉健
 Ⅱ バルト対――喜多川信とモルトマン
第三章 聖書の歴史認識の方法
 Ⅰ バルトの根本的なブルトマン神学批判
 Ⅱ バルトにおける聖書の歴史認識の方法

【誤字・脱字の修正表】
※本書において、以下の誤りがありました。ここに謹んでお詫びし、訂正いたします。

■24頁の3行目:
(誤字)載然と、排他的にイエス・キリスト自身の霊的臨在、……

(訂正)截然と、排他的にイエス・キリスト自身の霊的臨在、……

■54頁の12行目:
(誤字)この神の隠蔽性・神の秘儀性とは、……

(訂正)この神の隠蔽性・神の秘義性とは、……

■73頁の14行目:
(誤字)「神の向自存在(≪対自存性≫)は神のわれわれのための存在の中で、神の『われわれのための存在』を……」

(訂正)「神の向自存在(≪対自存在≫)は神のわれわれのための存在の中で、神の『われわれのための存在』を……」

■209頁の10行目:
(脱字)喜田川は、「ポンティをそのまま受け取ることはできないが……」

(訂正)喜田川は、「メルロ=ポンティをそのまま受け取ることはできないが……」

■242頁の6行目:
(脱字)「出来事として起こったもろもろの歴史Gschichten」

(訂正)「出来事として起こったもろもろの歴史Geschichten」

■242頁の9行目:
(脱字)聖書証言の報知における歴史Gschichte」

(訂正)聖書証言の報知における歴史Geschichte」

【新書・254頁 定価1,100円(本体1,000円+税)】
【キリスト新聞社】9784873956398

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