【既刊】『キリストの仲保 The Mediation of Christ』 トーマス・F・トーランス(芳賀力、岩本龍弘訳)

バルト研究者として、
科学的神学の提唱と自然神学の刷新をもって、
先駆的な役割を果たしたトーランス―。
彼の後継者と言われるアリスター・E・マクグラスは、
彼を「20世紀を代表する英国で最も偉大な神学者」と称え、
その業績を現代神学に受け継ぐ!
「有限な存在である人間が無限なる神を知ることは果たして可能だろうか。そして、本当に人間は神との正常な関係に再び立ち戻ることができるのだろうか。本書は、この問いに仲保者の存在をもって答える。」(「訳者あとがき」より)

【目 次】
第一章 啓示の仲保
第二章 和解の仲保
第三章 仲保者の位格
第四章 私たち人間の応答におけるキリストの仲保
第五章 贖罪と聖なる三位一体

【著者略歴】
1913年中国の成都に生まれる。エディンバラ、オックスフォード、バーゼルで学んだ後、1940年スコットランド教会の牧師となる。1950年にエディンバラ大学で教会史の教授、1952年から組織神学の教授として活躍。邦訳書に『バルト初期神学の展開1913-1931』(新教出版社、1977年)、『カルヴァンの人間論』(明玄書房、1980年)、『科学としての神学の基礎』(教文館、1980年)、『空間・時間・復活』(ヨルダン社、1985年)などがある。

【訳者略暦】
芳賀力=東京神学大学教授(組織神学)、日本基督教団東村山教会牧師、季刊『教会』編集主幹。
岩本龍弘=日本基督教団安岡教会牧師。

【四六判・266頁 定価3,080円(本体2,800円+税)】
【 キリスト新聞社】9784873955919

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