【雑誌紹介】 単旋律による音楽の宝庫 『カトリック生活』2月号

 特集「音楽――祈りを紡ぐ」。「加藤一二三氏に聞く=音楽と将棋と神さまと私」、「聖グレゴリオの家を訪ねて――教会音楽は典礼から流れ出る恵み」(橋本周子=聖グレゴリオの家宗教音楽研究所長)、「聖歌をうたうということ」(西脇順=聖グレゴリオの家宗教音楽研究所講師)、「各地で生まれ出る新しい聖歌を広く共有するために――ウェブサイト、Te deum 21の試み」(森裕子=援助修道会修道女、上智大学神学部教授)。

 橋本周子が記す。「グレゴリオ聖歌は、教皇グレゴリオ一世が編纂したと広く信じられていましたが、現在の研究ではグレゴリオ聖歌の源流は七五〇年前後、時のフランク王国がその発祥の地と考えられています。当時は、五線譜も音譜もなく、人々は百年以上もの間、すべてを暗記して伝承していました。やがて彼らは、テキストの言葉をどのように表現し、文章のフレーズと言葉のリズムをどのように表わすかを、ある種の記号を用いて書き留めるようになりました。この記号はネウマ譜と呼ばれ、ネウマ譜によって歌われたグレゴリオ聖歌は単旋律による音楽の宝庫として高い芸術性を保っています」と。

【本体200円+税】
【ドン・ボスコ社】

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