【雑誌紹介】 教会の再生は説教の再生から 『説教黙想アレテイア』108号

 「本誌としては珍しいことであるが、四号にわたり聖書テキストの講解説教ではなく、三要文、つまり使徒信条、十戒、主の祈りの説教黙想を試みる」と編集主任・加藤常昭が編集後記で述べている。実際に珍しい。加藤は続けて「多くの説教者が三要文の説教をしていると考えているからではない。むしろ、そのような説教者の数は少ないと推測している。従って、本誌に刺激を受けて新しく、三要文を説く説教者が増えてほしいと願っているのである」と。その狙いを加藤は「三要文を新しい思いで語り直してほしいと願うからである」と言う。

 説教黙想――連続講解。「教理を語る説教」(加藤常昭=神学者)以下、「使徒信条とは何か」(小泉健=東京神学大学教授、日本基督教団成瀬が丘教会牧師)、「我は信ず」(吉田隆=神戸改革派神学校校長)、「天地の造り主」(荒瀬牧彦=日本聖書神学校教授・カンバーランド長老あさひ教会協力牧師)、「全能の父なる神」(安井聖=日本ホーリネス教団西落合キリスト教会牧師)、「独り子」(須田拓=東京神学大学准教授、日本基督教団橋本教会牧師)、「我らの主」(宮嵜薫=日本基督教団国立教会牧師)、「イエス」(本城仰太=日本基督教団中渋谷教会牧師)、「キリスト」(朝岡勝=日本同盟基督教団徳丸町キリスト教会牧師)、「聖霊によりてやどり、処女マリヤより生れ」(吉村和雄=品川キリスト教会牧師)、「ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け」(服部修=日本基督教団蕃山町教会牧師)、「十字架につけられ」(広田叔弘=日本基督教団梅ヶ丘教会牧師)、「死にて葬られ」(高橋誠=日本ホーリネス教団八王子キリスト教会牧師)と並ぶ。

 さらに「解説教会教育と使徒信条」(朴憲郁=東京神学大学名誉教授)、「ブックガイド使徒信条を説教するためにI」(宮井岳彦=カンバーランド長老キリスト教会さがみ野教会牧師)もある。

【本体1,762円+税】
【日本キリスト教団出版局】

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