【書評】 『イエスをみつめながら  カンバーランド長老キリスト教会高座教会七〇年史』 カンバーランド長老キリスト教会高座教会 編

 日本における「メガチャーチ」の草分け的教会である高座教会の「70年史」。

 敗戦後、キリスト教ブームの追い風の中、高座教会の前身である「高座コミュニティ教会」から始まった高座教会であるが、その設立に関わった人々が未受洗者であったことに、まずは驚かされる。

 その後の教会における信徒教育や伝道への取り組み、初の女性長老が選出されるまでの経緯など、関係者ではないにもかかわらず、一個の教会の歩みをこれほど面白く読めるものは滅多にないのではないかと感じる。

 無論、この歩みは一心にキリストを見上げ、神の計画への人間側の参与を常に求めるものであった。決して教会の名誉や自己満足のためではなく、この信仰の証を分かち合い、また他教会にも益することがあるならばとの思いで出版されたことを十分に察することができる内容である。

【本体2,000円+税】
【新教出版社】978-4400227137

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