【書評】 『必ず道は開かれる』 越前喜六

 「聖書はまさに、神のみ言葉として、神の愛語なのです。戦後の荒廃の中、『暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう』の標語のもと、書かせていただいた本書が、少しでも読者の皆さまの心に愛と希望の光を灯すことになるよう祈念するものです」(あとがき)

 著者が「心のともしび」の放送で話した内容の一部を収録した本書。愛すること、老いや病気、行き詰まりなどの悩みに、聖書の視点から気づきを与えてくれる。

 「愛の具体的な実践方法は、十人十色、千差万別ですが、相手である他者にとって本当の益になると確信することを、自分の分に応じて与えること」「神の像(似姿)としてつくられたということによって、すでにわたしたちは救われています。そのことに気づくとき、救いは現実のものとなります」

【本体1,000円+税】
【日本キリスト教団出版局】978-4-8184-1066-4

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