【雑誌紹介】 何よりも教職者間の信頼関係が 『説教黙想アレテイア』110号

 牧会者のポートレート「四竈揚」。日本基督教団隠退教師の大澤秀夫が、「先生に初めてお会いしたのは一九七六年一月のことだった。神学校から任地として経堂北教会を示され、牧師館をお訪ねした。緊張している私に先生は『牧師と伝道師はパートナーですから、よろしく』と声をかけてくださった。以来、四十年間に亘る導きとお交わりをいただいたのである。『パートナー』という言葉には、先生の経験と考えが反映されている。……『教会の徳を立てるためには何よりも教職者間の信頼関係が大切だ』、それが先生の痛感されたことだった。異なった経歴、年代の教職が具体的な状況の中、一致して教会形成に仕えるためには、教会の本質と使命を互いに問い、確かめることが不可欠である。確かな基軸を持ちつつ、柔軟な対話と協働に努めること、それが先生の基本的な構えだった」と。

 ブックガイド『十戒を説教するために』(宮井岳彦=カンバーランド長老キリスト教会さがみ野教会牧師)にも注目。

【本体1,762円+税】
【日本キリスト教団出版局】

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