【雑誌紹介】 すべての造られたものに 『カトリック生活』1月号

 特集「派遣――全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい(マルコ16・15)」。広島教区司教・アレキシオ白浜満「浦上キリシタンの派遣――コロナ禍の中で、津和野・乙女峠の証し人とともに」、田中洋子(音声表現学院、朗読集団ひびきなどで活動)「私たちの『派遣』とは?――二人の青年の会話」、四方利栄(社会福祉法人聖テレジア会でカトリック事業とスピリチュアル事業を務める)「私の願いどおりではなく御心のままに」に続いて「派遣される者として――黙想のヒント」(編集部)と並ぶ。

 連載「キリスト者と思想の交差点」で御受難会司祭で「祈りの学校」校長の来住英俊は、日本の教会の現状について「今まで、抵抗感の強い言葉を避けて、『行き詰まり』とか『閉塞』とか言ってきた。しかし、今は『衰退』(decline)と呼ぶべきだと思っている。日本の教会は低空飛行をしているのではなく、はっきり下降しているのだ」という。

 さらに「教会によく出入りする信者なら、(注意深く観察していれば)衰退を体感しているのではないか。……多くの小教区や修道院で、ミサはまだ整然と行われている。聖堂の掃除もできているように見える。会計も、絶対に必要な経費をまかなえないほどにはひっ迫していない。しかし、じりじりと、ほころびは目につき始めている」と。

【本体200円+税】
【ドン・ボスコ社】

書籍一覧ページへ

TO TOP