【書評】 『絵本へのとびら』 大嶋裕香

 「『私にとって、本は友達です』。すっと答えが出てきました。いつも私のそばにいて、共に喜び、共に悲しみ、ある時は慰め、励ましてくれた友。時に饒舌で、時に静かに寄り添ってくれる友。幼いころからずっと友達だった絵本。子育てを通して大人になってから友達になった絵本。いつでも絵本のとびらは開いていました」

 絵本と子育て、そして家族にまつわるエッセイ集。著者の心に残る絵本の中の言葉や、お子さんのオリジナル小説も紹介されている。

 料理、詩、クリスマス、平和や社会に目を向けるものなど、さまざまな絵本を楽しむ様子と、子どもたちの成長がさりげなく綴られていく中で、数々の絵本の題名が挙げられる度に、読者も昔の「友達」が懐かしく思い出されることだろう。

【本体1,000円+税】
【教文館】978-4764261495

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