【雑誌紹介】 「大丈夫」は遠慮か意欲か? 『サインズ オブ ザ タイムズ』5月号

 連載「老いの光と影 人生100年時代をどう生きるか」第5回「大丈夫」。三育福祉会理事長の上田健が、「大丈夫」という言葉に込められた高齢者の内なる思いを分析する。現在、日本に9296カ所ある特別養護老人ホームの入居者の平均年齢は86.6歳だという。

 「二〇二五年には、戦後の『団塊の世代』約八〇〇万人が七五歳となり、後期高齢者に加わります。後期高齢者の総数は約二二〇〇万人で、日本人の四人に一人が七五歳以上となります。今後、高齢者施設の利用者は、日本の戦後復興の高度経済成長の担い手となった方々が中心となります。『大丈夫』の判断は、その人の生活体験や価値観・人生観で異なります」

 「施設入居者・在宅者を問わず高齢者には、『大丈夫?』の問いかけが繰り返されます。その返答が我慢や遠慮を意味するのか、本人が培った自立心や意欲の表れなのか、誠実に判断し、適切な自立支援を提供する必要があります」

【528円(本体480円+税)】
【福音社】

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