【書評】 『日本の最も美しい教会』 八木谷 涼子

全国の“聖地巡礼”に最適? 教会愛に満ちあふれた写真集

 

 非信者の「教会ウォッチャー」として名高い著者による待望の最新刊。西洋とは異なる独自の歴史と技術を受け継いだ「日本の教会」の中から、教派を問わず61の会堂を厳選した。

 長崎の教会群から、精巧な木造擬洋風教会、丹下健三、安藤忠雄ら近代建築の巨匠たちが残した建築遺産に至るまで、それぞれの背景や関係する宣教師にも言及しており、信者が発する「礼拝案内」とはまた違った角度から楽しめる。

 「はじめに」で著者が記しているとおり、これらの教会が今なお「美しい」姿であり続けているのは、「日々お祈りのために用いられ、信徒に愛されているからこそ」。数々の写真から、そうした教会愛があふれ出て見える。

 礼拝時間や地図も明記されており、見学したいという教会初心者にも優しい。1冊携えて“聖地巡礼”に出かけてみては?

【本体1,800円+税】
【エクスナレッジ】978-4-76782-256-3

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