【雑誌紹介】 『福音と世界』 7月号

聖書は人に謝らない?

 《聖書では、人はどうやって謝っているのだろう。気になって、手元の新共同訳聖書を開いてみた。すると、人に対して「ごめんなさい、すみません」と謝ることはまったくと言っていいほどないのである。これだけページ数がある書物にもかかわらず、人が言葉で詫び合ったり感謝を伝え合ったりする場面がほとんど出てこないのには驚いた。》と『みことば散歩 ごめんなさいの向こう』で望月麻生(日本基督教団四街道教会牧師)。

 リレーエッセイ『聖書とわたし』で、作家、エッセイストの中村うさぎが《「自意識」と言う原罪》を、「無学な私の勝手な解釈ではあるが」と言いながらも問い掛けている。

 特集『改革しつづけるアジアの教会』。「私たちはアジアの一員として、アジア各国の教会からこそ学び、協働していくべきだろう」と編集者。各自の領域で最前線の6人が執筆しているが『雑誌を読む』で選び出して紹介するのは難しい。アジアの教会が変容し続けている事は確かとしても、それを改革と評価するには材料不足のようにも見える。

【 本体588円+税 】
【新教出版社】

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