キリスト教年鑑2020

キリスト教年鑑2019

≪キリスト教年鑑編集委員会編著≫
1948年の創刊以来通巻63巻の継続性と新しい時代に対応した編集に努めています。

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キリスト教年鑑の歴史

本社が『基督教年鑑』第1号を発行したのは、 1948(昭和23)年9月1日付の1948年版でした。これは戦後におけるわが国の年鑑第1号であり、年鑑編集には非常な困難がともないました。大戦後の混乱のために、教職、信徒はちりぢりになり、どこに誰がいるのか、 どの会堂が焼け残ったのかがわからない時代に、調査、集計、編集して第1号の年鑑を発行しました。戦後初めてキリスト教界の情勢を明らかにして、教会、教職、信徒間のキリストにある交わりを促進することに貢献しました。
それ以来隔年ごとに発行してきましたが、1960年版(昭和35年、プロテスタント宣教百年記念特集号)から内容を豊富にし、判型もB6判から現形のB5判の大型にしました。
さらに1968(昭和43)年版からは文字通り年鑑とすべく毎年発行にふみきりました。それは記載内容の対象が絶えず変化しているからです。そして1979年版からはタイトルを 『キリスト教年鑑』と変更するなど全面的に改訂しました。

キリスト教年鑑の特色

キリスト教年鑑は、キリスト教に関連するすべての事柄をできる限り詳細に、わかりやすく収録することを目標として毎年発行しています。
その特色として、第一に前年の報告と回顧、そして将来への展望です。第二は現状理解と認識、第三は統計資料、第四は人名録です。そして、プロテスタントからカトリック、無教会までを偏ることなくまとめています。内容は、教派・教会、団体、学校、社会事業、病院、出版関係、書店、集会宿泊施設などキリスト教界の全貌を紹介。人名録は、教職・信徒約8千人を掲載し、本年鑑の特色の一つです。
また記録では、『キリスト新聞』の取材網を充分に活用し、日本のキリスト教界全般の動きの中で注目された問題を記録しています。 統計の項では、教勢統計を中心に収録。キリスト教界の現状を把握できます。
年鑑の役割には大別して二つの面があります。
一つは使うもの、いわゆる「便利帳」的な役割です。他の一つは「記録」という役割です。この役割を充分に果たすことを願いつつ、創刊以来今日まで、キリスト教年鑑は日本キリスト教宣教の歴史と共に歩んでいます。
調査にあたって寄せられた多くの協力に感謝し、年鑑がすべての教会、教職、信徒のためにその役割を充分に果たし、かつ今後の宣教の指標となることを願っています。

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