【ベネズエラ地震】 ルーテル世界連盟が緊急支援へ 「祈りと連帯を」 2026年6月26日

ルーテル世界連盟(LWF)は6月25日、ベネズエラ北部で24日夕に発生した二つの大地震を受け、被災者への連帯を表明するとともに、緊急支援に向けた現地調査を進めていることを明らかにした。
米地質調査所(USGS)によると、首都カラカスの西約160キロ付近でマグニチュード7.2の地震が発生し、その39秒後にマグニチュード7.5の本震が続いた。ベネズエラを襲った地震としては1900年以来最大規模とされ、カラカスやカリブ海沿岸のラグアイラ州を中心に、多数の建物が倒壊した。
ロイター通信によると、ベネズエラ保健当局は25日夜までに、遺体235人が医療機関に運ばれたと発表した。多数の住民が依然として行方不明となっており、救助隊が倒壊した建物の捜索を続けている。負傷者は数千人に上るとみられ、被害の全容は判明していない。
LWFの世界人道支援調整官アラン・カルマ氏は、「この災害を受け止めようとしているベネズエラの人々を、私たちは思いと祈りのうちに覚える」とコメントした。
LWFは、複数分野にわたる大規模な緊急支援の実施を視野に、現地の被害状況と支援ニーズを調査している。カルマ氏は、関係機関や加盟教会からすでに支援の申し出が寄せられていることに謝意を表し、「効果的な支援を可能にするため、さらなる協力を歓迎する」と呼びかけた。LWFワールドサービスは公式サイトを通じて被災者支援のための募金を受け付けている。
LWFは2019年からベネズエラ国内で人道・開発支援に取り組み、食料や生活支援、地域住民の保護、心理社会的ケアなどを展開してきた。今回の地震でも、これまで築いてきた現地の教会や地域組織とのネットワークを生かした対応が見込まれる。
写真=LWFのFacebookより














