『すべての壁をぶっ壊せ』 出版記念礼拝で「牧師ビール」販売 2018年9月21日

 関野和寛氏(日本福音ルーテル東京教会牧師)による「こころの友」(日本キリスト教団出版局発行)での人気連載「Rock’n牧師の丸ごと世界一周」を単行本化した『すべての壁をぶっ壊せ!Rock’n牧師の世界一周』の出版記念礼拝が8月25日、同教会で行われた。礼拝後には、ホールで関野氏がプロデュースしたビール「牧師ビール救いの香り」が販売され、多くの人々がビールを堪能しながら、出版秘話に耳を傾けた。

 このビールは、「安息を得られるような香りの良いものを」と関野氏がクラフトビール店「さかづきBrewing(ブルーイング)」に発注。この日、初お披露目となった。足立区北千住にある同店では、現在も注文することができる。

 「今日は、この『ぶっ壊せ』というタイトルに惹かれて、この暑い中、皆、ここに集まってくれた。わたしを口の悪い乱暴な牧師だと思うかもしれない。『ぶっ壊せ』というタイトルに違和感をもつかもしれない。でも、キリストはいろんな壁をぶっ壊したんじゃないか。ぶっ壊した先に見えるものがある。それが本当の礼拝、救いなのではないか」と関野氏。

 この日、会場に足を運んだルーテル学院大学の学生が、全寮制の高校にいた当時の思い出を披露。友人たちのたまり場となっていた彼の部屋は、時に喧嘩などが起きると部屋の壁に穴が開くこともあった。それを必死で隠そうと思い立ったのが、教会で配られるプリントを壁に貼ることだった。「こころの友」もその一つ。高校3年生で進路を考える時、牧師を志したいとさまざまな牧師を訪問したが、あまり心に刺さらなかった。「自分がやりたいことは何だろう?」と考えた時、見つめた先の壁にあったのが、関野氏の写真とコラム。三重県から上京して早々、関野氏と会った感想は「ヤバい人」。「『お前にできるわけがないだろ』『絶対無理だよ』ということも、この人は肯定してくれる。この人に会って、3回目には『僕、牧師になります』と話していた」

 同書出版後、教会を訪れる人、また出版社に突然やってくる人も後を絶たないという。連載時に編集を担当した市川真紀氏は、「『砕けた口調でかなり深いことが書かれている。余韻が面白い』『ノンクリスチャンのわたしも抱腹絶倒』などのうれしいコメントもいただいている。プレゼントなどにも利用していただければ」と期待を込める。

【書評】 『すべての壁をぶっ壊せ! Rock’n牧師の丸ごと世界一周』 関野和寛

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