【社告】 キリスト新聞社が日本聖書協会(クリスチャンプレス)と業務提携 2019年12月4日

 財団法人日本聖書協会(大宮溥理事長、以下「聖書協会」)と株式会社キリスト新聞社(松谷信司代表取締役社長、以下「キリスト新聞社」)とは、キリスト新聞社の事業と聖書協会クリスチャンプレス・デジタルメディア部のクリスチャンプレスの業務について、将来にわたって相互に業務を補完し、提携関係を構築するため、12月2日付けで「業務提携に関する覚書」を締結した。

 聖書協会と創業73年を迎える業界老舗のキリスト新聞社が今回、クリスチャンプレスの業務とキリスト新聞の事業について業務提携を結んだのは、印刷物とデジタル・メディアの特性を生かし、相互の事業を共同・補完し合い、さらに充実したニュース・メディアとして成長することを期待してのこと。

 聖書協会傘下のキリスト教ニュースサイトであるクリスチャンプレスは昨年6月から配信を開始し、日本や世界のキリスト教界のニュースやインフォメーションを、ネットを通じて無料で公開している。現在、月間ページビュー7万、ユーザー3万人を超えている。エキュメニカルなスタンスからニュースを配信しており、クリスチャンのみならず、広く一般の人々にもSNSや検索を通して読まれている。また、米国最大のキリスト教メディア「クリスチャニティー・トゥデイ­­­」と契約を結び、同誌の記事を翻訳して掲載している。

 一方、キリスト新聞社の発行するキリスト新聞は古くからプロテスタント、カトリックという垣根を越え、日本を代表するキリスト教界の業界紙として多くの人々に親しまれ、幅広く読まれてきた。また近年は、デジタル購読会員向けにデジタル・メディアでの配信も実施してきている。このように紙媒体での新聞・文書事業からデジタル・メディアを活用した文書事業へと技術革新が進む転換期において、時代に即した事業モデルの創出・展開を模索する中で、今回の業務提携が結ばれることになった。具体的な動きの第一段階として、2020年の春までに、双方が事務所スペースの共同利用を開始することにより業務協力の促進を図る予定だ。

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