ハイチで拉致の米宣教師たち17人全員解放 2021年12月21日

 ハイチで10月、米国人とカナダ人の宣教師とその家族計17人が犯罪組織に拉致された事件で、ハイチ警察は12月16日、最後まで人質となっていた12人が解放されたことを明らかにした。

 米キリスト教援助団体「クリスチャン・エイド・ミニストリーズ」の米国人16人とカナダ人1人が10月16日、首都ポルトープランス近郊クロワデブーケの郊外を車で移動中、武装集団「400マオゾ」に誘拐された。一行は孤児院を訪問した後、ハイチでの拠点に戻るところだった。同団体によると、人質となっていたのは18~48歳の成人12人と生後8カ月~15歳の子ども5人。

 武装集団「400マオゾ」は当初、人質1人につき100万ドル(約1億1000万円)の身代金を要求していた。

 政情不安に伴ってハイチでは身代金目的の誘拐・拉致が多発しており、被害者は貧富や年齢に関係なく無差別に狙われることが多い。7月のモイーズ大統領暗殺後の数カ月で誘拐事件が急増した。「400マオゾ」は集団誘拐で特に知られている。(CJC)

ハイチの米国人宣教師誘拐 ギャングによる暴力・誘拐の多発で治安悪化 2021年10月20日

Image by David Mark from Pixabay

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