「TOKYO WORLD FOOD DAY + GOSPEL」 世界食料デー 東京大会レポート vol.1 2019年11月1日

 キリスト教精神に基づき飢餓のない社会を目指すハンガーゼロ(日本国際飢餓対策機構、清家弘久理事長)は10月22日、社会支援団体Everlasting LOVE Projectとの共催により第3回「TOKYO WORLD FOOD DAY + GOSPEL」を、お茶の水クリスチャンセンター(東京都千代田区)で世界食料デー東京大会として開催した。

 ハンガーゼロは、「日本の私たちが食卓につくときに、世界の総人口72億人の食卓のことを考え、すべての人が食べられる世界を目指して自分にできることを始める」を目標として、毎年9月~11月までの3ヶ月間に大会を開催。今年は「地球大家族」のテーマのもと、互いに愛し合い、支え合うことを目指し、白鞘慧海やMigiwaなど日本人クリスチャンゴスペルシンガーや、Vincento、LaTonya、Chris Mccottryなど本場アメリカのゴスペルシンガー、さらに実力派ミュージシャンをそろえたバックバンドと、豪華な顔ぶれの大会となった。

 またゴスペルを聴くだけでなく、ゴスペルを実際に楽しんでもらうため、参加型の催しとしてアフリカンドラム体験も行われ、子どもを含め約100人の参加者が一体となって演奏を楽しむ姿も見られた。

 講師として招かれたアンドレア・ダンツさんは、子どもの貧困・飢餓に焦点を当てることの重要性を強調する。同氏が所属するFood for the Hungry(飢餓対策機構)は、メインプログラムとして「子どもに焦点を当てた地域の変革」(CFCT)を実施。神さまに選ばれた子どもたちが健やかに育つことを目指し、ハンガーゼロのパートナーとして活動している。

 講演で同氏は、実際に支援している男の子とその家族を紹介し、「例えば彼に手の洗い方やその大切さを教えることで、彼が他の子どもたちや家族に同じことを教える。彼が成長することで、彼の周りの子どもや、地域も成長していく」と語った。

 また子どもたちだけでなくその周囲の大人への取り組みにも言及し、せっかく農業を営んでも市場への出し方を知らないことで貧困から抜け出せないという事例を紹介。農家が共同で出店し、自分たち自身で経営していく働きを支援したところ、毎日の食べ物が手に入るようになっただけでなく、子どもたちが学校に通えるようになり、さらに地域との関係づくりの発展にもつながるという大きな変革が起こった。このような変革を作り出すために「一人ひとりにできることは何かを考えてほしい」と締めくくった。

 大会後半は総勢36人のクワイヤとシンガーたちによる「Joyful Joyful」から始まり、「He’s Able」で観客も一体となり「He’s able!(なんでもできる神さま!)」と声を合わせた。

 vol.2では東京大会のコーディネーターの一人である吉田隼人さんへのインタビュー、主催である白鞘慧海さん・講師のアンドレア・ダンツさんのコメントを紹介。大会への思いを聞く。

各地の世界食料デー大会は11月24日まで全国28カ所で開催。
詳しくは公式サイト(https://www.hungerzero.jp/)、または大阪事務所(Tel 072-920-2225)まで。

「TOKYO WORLD FOOD DAY + GOSPEL」 世界食料デー 東京大会レポート vol.2 2019年11月11日

写真=Kris Marose

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